BL小説

ボクの優しいご主人さま

#05 初めての夜 ※R-18

お夕飯を終えたご家族はそれからしばらく歓談してた。話題はもっぱら領内のできごととか街の様子といったお仕事の延長みたいなこと。ボクにはちんぷんかんぷんだったけど、ラルグさまやご家族はずっと和やかな表情で話してる。やがて酔いの回った領主さまや奥...
ボクの優しいご主人さま

#04 領主さまのお屋敷とご家族

翌日。領主さまのお屋敷に辿り着いたのは、夕焼けが綺麗な夕方のことだった。まず、その建物のでっかさにびっくりした。例えるならヴェルサイユ宮殿か、バッキンガム宮殿かなって感じ!?3階建てで横にずら~~~~~っと窓が続いてて、彫刻とかしてあって、...
ボクの優しいご主人さま

#03 きっとボクはね。

揺すられて目を覚ますと街だった。うっかり寝ちゃってて(あ……)って赤くなったけど、先に降りたラルグさまは気にせず、ボクの脇腹をつかんでひょいと地面へと下ろす。なんか、軽々と持ち上げられるから、ほんとに子供になった気分。きょろきょろ見まわすと...
ボクの優しいご主人さま

#02 チビだけど、いちおう17歳です!

ボクをかかえたままラルグさまは、迷いのない足取りでずんずん歩いてく。坂道をおりて右側の道へ進む。さっきいた教会みたいな建物は郊外の丘って感じの場所にあって、周りは草原。ときどきポツンと木や柵みたいなのがあるけど、ほかはなんにもない風景が続く...
ボクの優しいご主人さま

#01 奴隷契約をむすぶ。

とつぜん降ってきたその人は、赤い瞳を輝かせてボクに告げた。「選ばせてやる。ここで奴らに嬲り殺しにされて死ぬか、それとも、この俺の奴隷となって生き永らえるか。どっちだ」「え、えっと。なに……なんなの!?」「時間がない。いますぐ決めろ。死にたい...
ボクの優しいご主人さま

ボクの優しいご主人さま

R-18B Lボクの優しいご主人さまとつぜん目の前に降ってきた美青年から「なぶり殺しにされるか、自分の奴隷となって生きるか」という選択を迫られ、とっさに「生きたい」と答えたユウト。 異世界人はすべて性奴隷にされてしまうという特殊な世界で生き...
Dom/Sub専門医、始めました♪

#23 遠距離、はじまる。

「ごめん。隠しておきたかった事かもしんねぇけど。あいつが……小林が言ってたんだ。あんたはSubが産んだ婚外子だった、っての」「そう……か……」胸につかえたままになっていた不安。もっとも古い心の傷。それを澄生の側から暴いてくれたことに、なぜか...
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#22 「武田先生」が齎したもの

結果から言うと澄生が職を失うことはなかった。それどころか澄生が大怪我を負った事の顛末が、本人たちすら予想もしない思わぬ効果を生み出したのだ。およそ2週間の入院生活。裕司の手回しで豪華な特別室へと変更された病室には、連日のように友人知人や生徒...
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#21 君に相応しくあるために

遠くから外来の喧騒が聞こえる廊下に、スタスタと軽い靴音が響く。白衣のポケットに手を突っ込んだまま長椅子の隣に腰を下ろした鈴木医師は、横目で裕司の顔を一瞥してから、左上を見あげてポツリと呟いた。「まだオペ中か……」見上げた先にある表示灯はまだ...