PR

#13 指をね。 ※R-18

ボクの優しいご主人さま

ラルグさまのお目付け役の従者さんは2人いる。

ひとりは最初に会った時にいたアーネストさん。
挌闘ゲームの主人公みたいな筋肉ムッキムキの男っぽい人で、ラルグさまより6つ年上。子供のころからの世話役で気心の知れた遊び仲間って感じらしい。

もひとりはウォルマーさん。
このひとも、ラルグさまよりひと回りくらい体がおっきくて、目が細くて、なんとなく某テーマパークにいる黄色い熊さんっぽい。

たいていどっちかがラルグさまのお供をしてる。
で、お留守番してるほうはお屋敷内でトレーニングしながら待機してる感じ?

両方が一緒にいると、同時に怪我をしてしまった場合にお供をする人が居なくなっちゃうからってことらしいんだけど……難しいことはよく分かんない。

お昼過ぎ。
通りすがりのウォルマーさんに、背が高くて届かないからって理由で赤ちゃん抱っこされたままキスしてたら、いきなり体が宙に浮いてグラッと上下が逆転したみたいになった。

「わわっ!」

ビックリして目をあけたら引き寄せたのはラルグさまだった。
いつもみたいに肘のうえに乗っけられてて、首元につかまりながら見下ろしたら、親指でくいっと唇を拭われた。

「んんっ。ぉ、おかえりなさい、ラルグさま」

「……ただいま」

不機嫌そうに答えたラルグさまの目が怖い。
後ろに従うアーネストさんはニヤニヤしてる。
ギロッと睨まれたウォルマーさんは「いやぁ」と後ろ頭をかいた。

「そう睨まんでくださいよ坊ちゃん。魔素を貰ってただけなんですから」

「――――承知してはいるが、気に食わん」

「そりゃそうでしょうけどね。いずれにしても、近々……するのでしょう?」

「…………ああ」

やっぱり不機嫌そうにうなずいたラルグさまは、肩を竦めた従者さんたちを無視してボクを抱っこしたまま自分のお部屋へ入ってく。

近々する、って……なんだろ?
ラルグさまの顔付きからすると、なんとなく怖いことな気がするけど。

ドサッとソファに腰を落としたラルグさまの片足のうえで口づけられた。
いつもよりちょっと乱暴で、蹂躙するみたいな激しいキス。

口の中を延々と嬲られて、頭がぼ~っとなっちゃってからやっと顔を離したラルグさまは、力が抜けてくたっとなったボクをみて「くっ」と皮肉気に笑った。

「いい顔だな」

どんな顔? 自分では分かんないけど、エロい顔ってこと?

「この顔が俺だけの専有だと思えば、いくらか気は紛れるか……」

独り言みたいに言って、ちょっとカサついた指先でボクの唇をクニクニと嬲る。
何となく舌先でその指を舐めたら、ふふっと笑った。

「今日は、この口を犯してやろうか」

「おか……す?」

無言でニヤッとしたラルグさまの手がボクの手をつかんで押し付ける。
そこにあるモノの存在感で言われてる意味が分かって、思わず真っ赤になった。

い、嫌じゃない、けどっ。

くすくす笑うラルグさまに「夜にな」って囁かれて、ボクは(夜まで心臓持つかな)って思いながらずっとドキドキしてた。


◇◇◇◇◇


降ろされたのはソファに広げたバスタオルの上。

ラルグさまはソファとテーブルの間に片膝を立てて胡坐をかく。
どうするのかなと思ったら、腰をソファの縁ギリギリまで引き寄せられて、足をぐい~っと広げられた。

あれ? まだしないのかな?

ボクがきょとんとなったのを見て、ラルグさまはふふっと笑った。

「慌てるな。まずは手本を見せてやる」

「え」

「考えてもみろ。男の大事な部分を、ろくな知識もない未経験者にいきなり任せられんだろうが。歯を立てられれば一発で終わりだからな」

「あ、そ、そか」

「ましてお前の小さな口じゃな。技術を教えんことにはどうにもならん」

ご、ごもっとも。
当たり前だけど正しいやり方なんて……知らないし。

そういえばボクも、手ではされるけど舐められたことはまだ無いんだっけ。

そう思いながら見下ろして、ドキッと心臓が飛び跳ねた。

ぴょこっと元気になりかけたボクのちんぽのそばに、ラルグさまの綺麗な顔。
カァッと顔が熱くなって、ドキドキと鼓動が暴れ出す。

また、ふふっと笑ったラルグさまの手が、やんわりとタマごとちんぽを包み込む。

ゆるゆると動かされただけで、あっという間に元気になっちゃった。

「ユウト」

手の中の先っぽにチュッとキスしたラルグさまが、上目遣いにボクを呼ぶ。

「は……はぃ……」

ドキドキしすぎて息が苦しくて、声が尻すぼみになった。

「指をだせ」

「……ゆび?」

「ああ。それを口に咥えろ」

言われるままに左手の人差し指をくわえる。
子供のとき以来、意識してそんなのしたことないから、何だか変な気分。

「それを自分のコレだと思って、俺のする動きを真似してみろ」

「えっ……あっ……」

どゆこと!? って思うまに、ラルグさまの薄い唇がボクのちんぽを咥えこんだ。
あったかくて湿った場所に包まれて、それだけでぶるっと背中を痺れが走った。

軽く上下してから、赤い目がチラッとボクの顔を見上げる。
あっと思って、自分の指を同じように上下にしゃぶってみた。

口に広がるのは、ちょっと苦しょっぱい指の味。
舐めてる舌と指の両方がくすぐったい。

口を離して幹を根元からベロリと舐めあげる。
片手で支えながら角度を変えて、何度もペロペロと舐める。

先っぽに口づけて、割れ目をちろちろと舌先でくすぐって、カリ首までの尖端を口の中でちゅぷちゅぷと弄ぶ。

その動きを目で追いながら指を舐めてるうちに、単にちんぽを刺激されてるってだけじゃない、ものすっごぉ~~~くイヤらしい気持ちが、胸の中を暴れまわってドキドキした。

う……うう……ラルグさまの綺麗な口に、ボクの……っ。

それを自分の指で再現って……エ……エロすぎるよぉ~~~っ!!

やってるうちにラルグさまの意図はなんとなく分かった。
自分がされてみて、やってみると、どこが気持ちいいのか、どうすると感じるのかがリアルタイムにすっごく実感できる。

やってることを傍から見たらメチャクチャ卑猥だと思うんだけどっ。

何ていうんだろ。ガシガシ性急にイかせるためじゃなくって、相手を気持ちよく楽しませるための愛撫っていうか、手管っていうか……そんな感じなのかなぁ?


な~~んて、思ってられたのも最初だけだった。


「……ん……ぅ…………んむ…………んんっ…………」

ボクのは片手に収まるくらいちっさくて、ラルグさまは指3本だけでつまんでる。

顔を傾けて全体をくるくると円を描くように舐め廻す。

赤い舌先が裏筋をくすぐって、割れ目の中までえぐるみたいに弄り回された。

「んぁっ! ……あっ……ぅう……んぅ…………っ」

「口が止まってるぞ、ユウト」

「んむ……ふぁ……い……んんっ……」


唇つけたまま喋んないでぇ~~っ!! 変な気持ちになるからぁっ!

口の中にちんぽがすっぽり吸い込まれた。
もいっぽうの大きな手でタマを揉み揉みしながら、ジュプジュプしゃぶられる。
堪らない快感に悶えながら、同じように自分の指をしゃぶって。

もう……もう、気が変になりそうっ!

「んんぅ~~~っ! んふ……んんっ……ん~~~~っ!!」

だんだん動きがはやくなってく。

自分で自分を舐めてるみたいな変な気持ちのまま、夢中でおしゃぶりする。

いつも以上に興奮して、登っちゃうのはあっという間だった。

あ、ダメだ……だめ……だめっ…………ああ…………っ。


「……う……ぅぐ…………ううっ……うっちゃ…………んうっ!」


返事の代わりに意地悪な口腔が、先っぽをキュウッと強く吸い上げた。

「んっ……ん~~~~~~っ!!!」

止めようもなく、口の中にぴゅぴゅっと吐き出してしまう。

右手を付いてあわてて体を離そうとしたけど、タマを握ってた手に動きを封じられて、震えてるちんぽを唇でギュッギュッと扱かれちゃった。

ボクは指をくわえたままブルブル震えてた。
気持ちいいのと、いけないことをしたみたいな気持ちがグチャグチャで。

コクって微かな音がして、それを意識したら、さらにブルッと震えた。

「ふっ。なにを泣きそうになってるんだ」

「……だって……」

「お前がこれからすることだぞ?」


揶揄からかうようにいったラルグさまは、そういってボクの口を片手でなぞる。
開いた唇に人差し指と中指が差し入れられて、舌をつままれた。

「ここに。俺のを咥えるんだ」

グニグニと、ボクの口の中を嬲ってから指を引き抜いたラルグさまは、ボクの後ろ腰に手を回してソファから自分の膝のうえに落っことした。

反射的に両足で腰を挟み込むみたいな格好になったボクを抱いて立ち上がる。

すたすた歩いてベッドに乗っかると、上掛けをめくって器用にボクを抱っこしたまま横になった。

「ん」

腕の中で見上げたボクに顎をしゃくって見せる。
ボクはよいしょって横にずれて座ってから、ガウンの紐の結び目に手を伸ばした。

紐を解いて前合わせをめくると逞しい体が露わになった。

う~~~~ん。

ホント、ボクなんかとはぜんっぜん比べ物になんないよね。

肩も胸も脇腹も、お腹の周りも、腰から足にかけても、ギュッと引き締まって綺麗な筋肉がついた男のひとの体。

とくに発達してるのは二の腕や胸筋と、腰骨から膝あたりまでの筋肉だ。
ボディビルダーみたいなムッキムキじゃなくて、まんま実戦で鍛えたって感じかな~?

その真ん中で存在感を発揮してる、元気になりかけのおっきなの。

まだ少しふにふにしてる温かいモノを両手で持ってみる。
と、だんだん硬さを増してきて、すぐにボクの両手に入りきらないくらいおっきくなった。

表面にちょっとだけボコボコした血管の筋が浮いてる。
指の先でその感触を確かめてたら、くすくすという笑い声が聞こえた。

「お前の手に触られるのは、くすぐったいな」

片手を頭の後ろにやって余裕綽々よゆうしゃくしゃくって表情でニヤニヤしてた。

普段はどっちかっていうと涼しい美貌って感じなのに、こういう時だけは……すっごく男っぽくて意地悪な顔になるんだよねぇ。

だからかな。
綺麗だけど、ご家族の中でラルグさまだけが……すごく近くに感じるのって。

ボクの手が震えてるのは……恐れ?
それとも……興奮?


ドキドキしながら顔を近づけて、先っぽに口をつけた。
尖端の皮膚は柔らかくてすべすべしてて、幹は硬くてあったかい。

ちょっとだけ抵抗感はあったけど、思い切って口の中へ入れた。
口をいっぱいに開けててもやっとなくらい、太くて、おっきい。

「ん……む……ん…………」

さっき自分の指でしてたのを思い出しながら、顔を上下に動かして。
それから根元から舌で全体を舐める。

両手で持ちながら、飛び出してる部分をチュプチュプしゃぶる。

舌を動かしながら、顔を斜めにして、大きく螺旋を描くみたいに上下させる。

「ユウト」

夢中で続けてたら、ぽふっと頭に片手が乗った。
目をあけたら、すこし怖い、不思議な表情をした赤い瞳が見つめてた。